映像の脅威
私は先入観を恐れる。先入観は人の観念を固定化させるからである。それは思想にも影響を与えると考えられる。
人は生まれてから、自分の目で様々なものを見ることができるが、機械などを使わないと他人の見ている映像を見ることはできない。
だが、それを可能にしているのが、テレビである。私が生まれた時代にはずっと存在しているテレビには膨大な量の情報が垂れ流されている。これをよしとする部分もあるだろう。だが、悪い部分が私の考える、映像の脅威である。
テレビは、先入観を垂れ流している。私の目が見たことのない映像が山ほども海ほどもあるからだ。
たとえば、私はスキューバダイビングをしたことがない。だが海の珊瑚や、魚が泳いでいる姿を見たことがある。それはテレビで情報を得たからだ。もうすでにスキューバダイビングを体験したかのような気分にもなってしまっている。だが、それは大きな間違いである。私が先入観を持っていることもよくないことであるし、もっとも悪なのは、好奇心をなくしてしまっていることである。
海を見たことがない人が(映像でも、自分の目でも)、初めて海を見たときその人がなにを感じるかは想像もつかない。だが、その時なにかをしたいという気持ちを持つはずである。その体験全てが私の思う最高のことである。
私はもうそんな童心のような気持ちを抱くことは少ないであろう。この原因は映像によるものが大きいだろう。これが私の考える映像の脅威である。
でも、テレビ見るの好きやねんな~。
長々失礼。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)


最近のコメント